前回、インヴァスト証券でスワップポイントを複利運用する計算をして見事に撃沈しましたが…今度はヒロセ通商で運用するシミュレーションです。
ヒロセ通商の場合、決済しない限りスワップポイントのみを現金として引き出すことは不可能ですが、証拠金として反映させることができる=スワップポイントで通貨が追加購入できる、ということになると思います↓
スワップポイントは日々、口座資産に反映されるのですか
さらにこの利点は、証拠金として利用できるのですが、決済するまで税金がかからないことです。これは大きいですね。毎年、スワップの20%がとられることなく複利運用できますので↓
いつからいつまでの取引分を申告するのですか?
では、このヒロセ通商でのシミュレーションをしてみることにします。
驚きの結果…すごい!!
スワップポイントが115円になると、こんなにも結果が変わってきました。
<条件>
元金: 2000000円
レート: 33円/トルコリラ
スワップ: 115円/日
元金レバ: 3倍
複利レバ: 3倍
必要証拠金: 4%
LCレベル:100%(必要証拠金の何%)
10年後のレート:40%
1年後スワップ: 90%
2年後スワップ: 80%
3年後スワップ: 70%
4年後スワップ: 60%
5年後スワップ: 50%
6年後スワップ: 40%
7年後スワップ: 35%
8年後スワップ: 35%
9年後スワップ: 30%
10年後スワップ:25%
2100日くらいで為替差損が解消し、平均単価=現在の為替レートとなり、そのころからウナギ登りで資産が増加していきます。このころになると、レバレッジが下がってきて、有効証拠金率もどんどん改善していっています。
10年後は、毎日13000円ほどのスワップが入ってきて、ポジションは390万トルコリラ程度。レバレッジは2倍弱まで低下します。
最初に5倍ほどのレバレッジをかけたらどうなるか…?
ここで、数字を少しいじってみました。
最初の元金でレバレッジ5倍かけてみて当初スワップを多めに。
複利ではレバレッジを3倍のままとして、ドルコスト平均法で単価を均しつつ、レバレッジも少しずつ安全な方向へシフトさせていくとうものです。
ポジションが少ないうちは、万が一でも余裕資金追加で何とかなるかなと思いますが、ポジションが多くなってからピンチになるとどうしようもないので…。という考え。その結果が↓
当初2年くらいをこらえることで、劇的に資産が増加しました。
10年後の毎日のスワップも22000円ほどになります。ここまで行くと…夢のスワップ金利生活ができるかもしれません。ただし、ヒロセはスワップだけを引き出すことは不可能なのと…決済した時点で税金がかかりますので、10年後、全ポジションを決済したら…800万くらい納めないといけなくなる計算になるんですけどね…^^;
まとめ~
夢のFX金利生活シミュレーション。
今回のシミュレーションで分かったことがいくつか。
1)スワップを複利運用する場合は当初スワップが重要=当初レバレッジを少しかけた方が将来安全なポジション形成が可能になる可能性がある。
2)当初に複利でポジションを増やしていくためには元金もある程度必要。(200万は欲しいところ)
3)上記1、2を実践する場合、さらに万が一のことも考えて、さらに余裕資金として100万くらいは欲しい。LCは絶対に回避しないとだめ。
4)為替レートの下落=不利、とは一概に言えない(スワップポイントで多くのポジションをとれるようになるため)
5)スワップポイントの下落=致命的とはならないが、将来のパフォーマンスに大きく影響
いろいろ試してみましたが、ヒロセ通商のスワップレベルなら…トルコリラを資金200万円で当初レバレッジ5倍、複利レバ3倍くらいで複利運用すると面白いかも?
というシミュレーションになりました。
机上の空論ですが、夢の金利生活は実現するかもしれません。
ただし…想像を絶するくらいの大暴落などがあったらそれで退場です。あくまでもハイリスクハイリターンの投資であり、リスク・資金管理は重要ですので自己責任でお願いします!!